千葉県市川市といえば東京の衛星都市として、あるいはベッドタウンとしてのイメージがすっかり定着するほど都市化が進んだ街ですが、意外と古い歴史のある都市であるのも魅力です。この地は縄文時代から人々が住んでいたことが分かっています。市川市内には縄文時代の人たちの生活の様子を偲ばせる貝塚が多数あります。代表的なものには堀之内貝塚、姥山貝塚などがあります。市川市内における貝塚の密集度は全国でも屈指のものであることが分かっているため、縄文時代から発達した文化があったと推察できます。

市川市の西を流れる江戸川は、もともとは利根川の下流部です。利根川はかつては江戸湾に流れる川でした。その利根川沿いには巨大な古墳がいくつもあることが知られているため、かつては利根川の下流部であった現在の市川市付近は古代から水運が盛んで大いに栄えていたと考えられます。現在の市川市は古代には下総国の国府が置かれたこともあります。平安時代以降は、平将門、源頼朝、太田道灌などの武将たちが訪れました。戦国時代には国府台城において里見氏と後北条氏が激しい攻防戦を繰り広げた国府台合戦がありました。かつて激しい合戦の舞台となった国府台城址は里見公園として整備され、現在は市川市の桜の名所としても親しまれています。

千葉県は震災の時に海岸沿いと埋め立て地では被害が多かったようで、不動産価格にも影響したようですね。市川のような内陸の方はそんなことなく地盤に心配は内容なのですが、土地については地盤だけでなくて立地や環境も重要だったりします。でも実はそういったいい立地の土地は地元の不動産会社が既に会押さえて分譲地として開発していたりします。ですので、地元不動産会社の分譲住宅は人気なんですね。いい市川の土地は大和住宅が押さえているようで、「コート・ダ・ジュール」というブランドも一番人気みたいですね。